Twitterキャンペーン

プロローグ




「なぬぃいいいい! もう一度言ってみなさいの!」
「ほのめなんて、2番星のもとに生まれた、一生黒崎神門に勝てない2番手だし」
「また言いましたわね!」
「ほのめが言えって言ったし!」
「2! 2! 2! って、やかましいですの!」
「222は特別な数字だから仕方ないし」
「むがー! 堪忍袋の尾が切れましたの!
 やっぱりアンタじゃなくて、別の候補を選んでおくべきでしたの!!」
「アホのほのめに、あたし以外のパートナー候補? 聞かせてよ」
「望む所ですの!!素晴らしい候補の数々、聞かせて差し上げますわ!!」

そうして、ほのめは語り始める。
これから始まるお話は、ほのめと迦陵頻伽が出会うより、ほんの少し前の物語。


その日、しばらく平穏が続いていたミケ城に嵐が訪れた。
嵐は、城の扉をばたんと開くと、足早にミケとソマリに近づき、こう言った。

「いったいぜんたい、どういうことですのーーーー!!!!」
「にゃ!?」
「ほのめちゃん、どうなさったんですかにゃ」
「ほ・の・め・様!!」
「「にゃい!」」

「さっぱり見つかりませんの! アタシに相応しいパートナーゼクスが!!!」
「ほのめ様にぴったりのゼクスにゃあ……。ソマリなんてどうかにゃ?」
「ご無体な! 高貴なほのめ様には、ミケ王様こそ相応しいにゃ!」
「絶対にイヤにゃ! おまえに譲るにゃ!」
「我輩だってイヤにゃあ!」
「ア・ン・タ・た・ちぃ?」
「「にゃひん!!」」

「アタシに似合う最高にラブリーで麗しいパートナー、イズ、どこですの!?
新たなゼクスの情報を集めるんですの! ミケ! ソマリ! 今すぐ! なう!」
「にゃ!? にゃーたちがにゃ!!? にゃんでにゃ!」
「ほのめ様、ねこ使い荒いのですにゃ!」
「シャーラップ!!」

反論する2匹に向かって鋭い視線を投げ掛けたほのめは
ポケットから札束を出し、投げつけた。

「にゃーん。財力には勝てませんのにゃーん」
「とはいえ外は寒いのにゃ。極寒なのにゃ」
「ミケ王様、こういう時こそ文明の利器に頼るのですにゃ、これですにゃ」

そう言ってソマリはミケに携帯端末の画面をこそこそと差し出し、
慣れた手つきで文章を打ち込んだ。

「にゃいったー、久々に見たのにゃ。ところでゼクスがいそうなイベントってなんにゃ?」
「ゼクスやゼクス使いが集まる大きなイベントが、定期的に開催されるようですにゃ」
「にゃんだって! にゃーを招待しないとはにゃにごとにゃ!」
「では、さっそく出立なさいますかにゃ?」
「おこたあったかいのにゃー」

「何をこそこそとやっているんですの?」
「にゃにゃ! 情報を募る手配をしたのにゃ!」
「なかなか手際がいいんですのね。褒めてつかわしますの」
「きっと莫大な量の情報が、あつまるのですにゃ」
「でしたら、その中から1番いいゼクスを選びますの。
 素敵な情報があれば、どんな手段を用いても会いにいきますわ。
 アタシ自らパートナーに誘えば、断れるゼクスなんて絶対いませんのよ!!」
「今でっかいフラグを建造した音がしたにゃ……」


アタシのベストパートナーを探すためにゼクス情報をつぶやいてほしいんですの!

1、Twitterにて「#ゼクストリーム」を含んだZ/X関連のツイートを投稿!
2015年2月22日(日) 10:00〜15:00の間、
Twitterにてハッシュタグ「#ゼクストリーム」を含んだツイートを募集します。
Z/X関連のつぶやきであればどんな投稿でも構いません。
「#ゼクストリーム」が入った写真付きの投稿や、RTもカウントされます。

2、ツイート数に応じてストーリーが変化!
特設ページには1時間ごとに、蝶ヶ崎ほのめがパートナーを探すショートストーリーが公開されていきます。
1時間ごとに測定される総ツイート数に応じて、公開されるストーリーが変化します。
ツイート数が多いとほのめ好みのゼクスに出会えますが、ツイート数が少ないと……?
12弾の新しいゼクスにも出会えるかも?!
ほのめが素敵なゼクスに出会えるよう、ご協力よろしくお願いします。

◎「投稿内容が思いつかない!」という方はキャンペーン開催中、
1時間ごとにほのめが特設ページ内に投稿テーマを提示しますので、
こちらを参考につぶやいてみてください!


Illust:ソガミナベ、希

出発ですの!




「様々なゼクスとの出会いは、きっと今後の参考になりますの!
 アナタ達、紀行文を描くんですのよ!
 すばらしい絵と知的な文章で綴る、大天才ほの女神様の《いい旅夢紀行》。
 後代に残る文献として、きっと末永く展示されることとなりますの!」
「また無茶にゃことを……」
「いい物ができたら、追加報酬」
「了解つかまつったにゃ!」
「試しに新たなスタートを切るこの瞬間のアタシを、記録してくださいの!」

ソマリ「こんな感じですかにゃ」


ミケ 「できたのにゃ、傑作にゃ」


ゼクス情報を募集中ですの!

ハッシュタグ「#ゼクストリーム」をつけて自由にZ/Xについてつぶやくんですの!
ネタが思いつかないアナタは、
10:00〜11:00の間は
ゼクストリームに来場しているなら
「ゼクストリーム参加レポート」 をしてほしいんですの!
会場内のゼクスの写真を撮っても投稿しても構いませんの!
ゼクストリームに来場していないなら
「自分の1番好きなゼクス」 を熱く語ってほしいんですの!
とにかくたくさんの情報をお待ちしていますの!!
よろしくですの!!


Illust:ソガミナベ、希、株式会社ブロッコリー

第1章




情報を募り始めてから、たくさんの情報が集まった。

「あらま!
 こんな可愛らしいお洋服も着ちゃうんですの!?
 やはりアタシのパートナーはアナタに決まりですの!」


たくさんの情報ありがとうですの!まだまだ募集中ですの!
ハッシュタグ「#ゼクストリーム」をつけて自由にZ/Xについてつぶやくんですの!
ネタが思いつかないアナタは、
11:00〜12:00の間は
「アタシにオススメのゼクス」 について積極的につぶやくんですの!
かわいい、ファンタジック、強い、優雅…なんでもいいんですの!
よろしくですの!


Illust:希、株式会社ブロッコリー

第2章


情報を募り始めてから、たくさんの情報が集まった。

「これは!人魚姫ですの!!
 お歌がお上手なんですの、
 まさに童話の世界ですの!素敵ですの!」


たくさんの情報ありがとうですの!まだまだ募集中ですの!
ハッシュタグ「#ゼクストリーム」をつけて自由にZ/Xについてつぶやくんですの!
ネタが思いつかないアナタは、
12:00〜13:00の間は
「最近白熱した対戦のハイライト」 について積極的につぶやくんですの!
ここからパートナーについてのヒントを得るんですの!
よろしくですの!


Illust:おにねこ/工画堂スタジオ、希、株式会社ブロッコリー

第3章


情報を募り始めてから、たくさんの情報が集まった。

「やはり天使はいいものですの!強くて優雅ですの!
 白い大きな翼に金髪・緑の瞳、
 なんてファンタジーなんですの!!」


たくさんの情報ありがとうですの!まだまだ募集中ですの!
ハッシュタグ「#ゼクストリーム」をつけて自由にZ/Xについてつぶやくんですの!
ネタが思いつかないアナタは、
13:00〜14:00の間は
「Z/Xの思い出」 についてつぶやくんですの!
はじめたきっかけや、最初に手に入れたカード、過去のイベント…
なんでもいいんですの!
よろしくですの!


Illust:希、緋色雪、株式会社ブロッコリー

第4章


情報を募り始めてから、たくさんの情報が集まった。

「毎日が仮面舞踏会なんて素敵ですの、
 高貴なアタシには高貴なパートナーがお似合いですの!
 いざ黒の世界へ!」


たくさんの情報ありがとうですの!まだまだ募集中ですの!
ハッシュタグ「#ゼクストリーム」をつけて自由にZ/Xについてつぶやくんですの!
ネタが思いつかないアナタは、
14:00〜15:00の間は
「期待しているゼクス」 について募集するんですの!
ラストスパート、よろしくですの!


Illust:桶谷完、希、株式会社ブロッコリー

第5章


情報はあまり集まらなかった。

「森の中に期待のゼクスがいるそうですの
 とりあえず行ってみるんですの!」

(文章はここで途切れている)



Illust:希、A=g、株式会社ブロッコリー

エピローグ


「……って感じだったんですの!」
「実質、全部断られてるし」
「そんなことありませんの! 確認の機会を逃してしまいましたが、
 もう一度尋ねれば、全員YESと言ってくれるはずですの!」
「あーはいはい。ていうか、よくもまあ生還できたし。特に最後のやつ」
「あの虫は、アタシが気絶する直前に何とかキャプチャーできましたの。
 可愛くないから、パートナーにする気はサラサラありませんが」
「そんな土壇場でキャプチャーを? ほのめのくせに? ほんとに?」
「疑ってますのね? だったら見せてあげますの! アクティベート!」
「あっ! バカ!」

ほのめが掲げるカードデバイスから、戦蜂兵ロイヤルブリゲイドが出現!
ロイヤルブリゲイドはしばらく上空を旋回した後、ほのめの肩に足をかけた。

「何ですのコイツ、離しなさいの!」
「ほのめ!」
「……言うこと聞きませんわね?
 キャプチャーしたゼクスは従順になるんじゃ、ないんですの?」
「そんな都合いいことあるか!」

ロイヤルブリゲイドはほのめをつかんだまま、飛び上がった。

「おーたーすーけー!!」

「ほのめっ! 危ないっっ!」

とっさに出した大声は大音量の超音波となり辺りに響き渡った。
ロイヤルブリゲイドがひるんだ隙に、すばやくほのめを抱えると
迦陵頻伽は木々の間をすり抜け天高く飛び上がる。

「助かりましたの……」
「ほのめのあほ! あほのめ! 危険なことすんなし!」
「何だかんだ言っても、びんがは必ず助けてくれますの。問題ありませんわ」
「問題大アリ! せっかくの222の日に死ぬとこだったし!」
「まーた言いましたの! アタシが大っ嫌いな、その数字を!」

よみがえる険悪な空気。

「何度でも言うし! だって今日は、222は、ほのめの誕生日なんだから!」
「誕生日……? ああああ! そういえば!!
 アタシが忘れてるくらいなのに、覚えててくれたんですのね?
 ありがとう、びんが」

唐突に感謝の意を述べられ、迦陵頻伽は戸惑いを隠せなかった。

「ど、どういたしまして……」
「でも、アタシ、びんがに誕生日なんて教えてませんの」
「知ってるものは、知ってんの! つ、追及すんなし!」
「なぜ照れるんですの? びんがったら可愛いですの」
「もう! こっち見んなし!!」
「顔が赤いですの」
「夕焼けのせい!!」
「日が落ちるにはまだ時間が早いですの」
「……」

ケンカはケンカだが、いつの間にか険悪な雰囲気は消え失せていた。

「びんが、パートナーになってくれて……ありがと」
「ん? 何か言ったし?」
「な、何でもない……ですの」

「びんが、パートナーになってくれて……ありがと、か」
「聞こえてるじゃありませんの!」
「にしし」


「あのー、ほのめ様」
「にゃーたちはどうすればいいのにゃ」

ロイヤルブリゲイドとは別のカードデバイスから、ミケとソマリの声。

「そういえば虫に襲われた時、
 アンタたちもまとめてキャプチャーしましたわね。
 言ってくれればすぐ出してあげましたのに……」

ほのめがアクティベートすると、2匹のケット・シーが出てきた。

「呼びかけても、気付いてくれませんでしたにゃ!」
「たまに猫の鳴き声が聞こえていたような気がしますの」
「無理矢理連れ回されたのに、にゃんという扱いですにゃ!」
「もうイヤにゃ! おこたへ帰らせてもらうのにゃーーーー!!!!」



Illust:ソガミナベ、七六、希、株式会社ブロッコリー


秋葉原ゼクストリームとは

カードゲームをはじめ、ゲーム、スマートフォンアプリ、漫画、アニメなど、
マルチメディアを巻き込むゼクスがベルサール秋葉原にゼクスエリアを展開!
それがこの春の一大イベント「秋葉原ゼクストリーム」!

参加者の戦績が実際のストーリー(カード)に影響を与える「英雄達の戦記」をメインイベントとし、
ステージイベント、イラストレーターサイン会、イベント限定グッズ販売&キャンペーン等を一同に行う
ゼクス最大規模のイベントです。

英雄達の戦記(ヒロイックサーガ)とは

ストーリー連動型イベント「英雄達の戦記(ヒロイックサーガ)」はイベント毎に
そのイベント独自のストーリーが展開されます。
イベントは主に敵対勢力同士が対峙するもので、どの勢力に加担するかは参加者次第。
そのストーリーの未来はイベント参加者達の勝敗に左右されます。
ストーリーの結果は実際の製品等へ影響を及ぼし、
ストーリーの結果を反映させたカードが製品、PRカードに収録されます。

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