カード名

神薙の龍王 難陀

イラストレーター

篠丸峰山/工画堂スタジオ

解説（モザイク齋藤）

　神と対立する難陀のバトルモードといった雰囲気でお願いしました。まず服装は以前の豪奢なものからより戦闘向きの動きやすい着物になり、名槍蜻蛉切をイメージした大笹穂槍を持たせました。また、これまで一本の「線」として操っていた数珠を全てバラバラに動かすという攻防一体の神業も見せています。

　高千穂の奪還のために動いていた徳叉迦と難陀でしたが、フレイバーによると徳叉迦が神の介入で破られてしまった模様。主人公たちとは別の動きをとっていますが、神を倒す目的のもとに合流するのかもしれません。彼らのソーマ探求の戦いがどのように主人公と関わるのか、ストーリーにもご注目ください。

カード名

くるくるするガロット

イラストレーター

モタ

解説（モザイク齋藤）

　イラストが上がってきたとき、「はいてないです」って言われて「そうですかー」（ヤベエどうするか。まあ、そのままでいーか。はいてないサイコー）となった一枚です。本来ガロットは木製の椅子に座らせた相手の首を固定し、ギリギリと締め付ける拷問具なのですが、さらに2段階くらい拷問が追加されているような。人によってはご褒美かもしれませんが、僕は御免被りますね。あと、はいてる方もウェルカムです。

カード名

足抜けした元子分キジトラ

イラストレーター

蜂屋マサ

解説（モザイク齋藤）

　シンクロトロンやらオリハルコンティラノやらに組織本部を完膚なきまでにブッ潰されたカールファミリーですが、色々あってキジトラは足抜けすることに……。キジトラは旧友の近衛隊長ソマリと馴染みの居酒屋へ行き、今後の身の振り方を相談しています。果たして、ソマリ、ひいてはミケの下が彼の新天地となるのか、今後も気になるところです。

カード名

即興鍵奏サーヌス

イラストレーター

希

解説（モザイク齋藤）

　2歳でピアノを弾き、3歳にして作曲をしたと語られる天才サン・サーンスから名前をお借りしたマーメイドです。そのままマーメイドにしてしまうとステキおじさまマーメイドが増えすぎてしまうので、希先生に可愛らしい女性マーメイドとして描いてもらいました。サーンスの頑固で批判的な性格を反映して、セリフはちょっと自慢気になっています。白鳥が周りを飛んでいるのはサーンスの楽曲からですね。

　マーメイドの中では、サーヌスはバルベラの弟子のようです。シャスターを魅了できる音楽を、彼女は作り上げることができるでしょうか……。

カード名

別離の鬼姫 鈴鹿御前

イラストレーター

ふーみ

解説（モザイク齋藤）

　僕の趣味です。獣耳っ子大好きマンを標榜している私ですが、唯一獣耳、天使を超えて僕が愛して止まないのが鬼姫鈴鹿御前です。中学の頃に地元山形の最北端から仙台まで行き、図書館で「田村草子」をコピーさせてもらったのはいい思い出です。坂上田村麻呂こと田村将軍俊宗が鈴鹿の山に棲むという鬼を退治に行くと、14、5歳くらいの美少女登場、っつー話から始まるんですね、鈴鹿御前の話は。その後二人は夫婦になり、ライバルの悪鬼を協力して倒す、そして別れ、という、異能ライトノベルのはしりみたいな展開がバンバン巻き起こるので、興味のある人は色々調べてみると面白いと思います。

　そんな鈴鹿御前のストーリーは、僕が勝手に書いてコラムで勝手に公開予定です。こちらもお楽しみに。

カード名

妄想爆発のカンナ

イラストレーター

田所哲平/工画堂スタジオ

解説（モザイク齋藤）

　おかしいですねえ、僕は「男性プレイヤー同士のカップリングで盛り上がっています」としか発注してないんですけど、このシルエットは……。つられて、数少ないうちの女性陣の方が「妄想爆発のカンナ」状態だったのは言うまでもありません。リーファーに作家が多いという情報から真っ先に思い浮かんだのがカンナちゃんでした。これあれですね、今後《即売会に参加するカンナ》とか、《壁サー昇格のカンナ》とか、《商業デビュー カンナ》とか、《TLで推しCPでケンカするカンナ》とか出るんでしょうか。《ブラックポイント付近で壊滅状態の池袋を訪れて遺産を掘り当てるカンナ》とか。

　ジャージもそうなんですが、どてらも中にフリルが付いたりして可愛らしいですね。売り子のときにコスプレとかするんでしょうか。僕的にはジャージのに（以下略）

カード名

慈愛の抱擁ルクスリア

イラストレーター

緋色雪

解説（モザイク齋藤）

　なんともうらやま……けしから……な一枚。

　暴走した相馬を止められるこの包容力、そして相馬に意識があるうちは絶対に見せないであろうこの表情。能力も過去のルクスリアと連動しつつ、相馬を守る姿を再現していますのでお楽しみに。

　しっかし、このあと相馬くんはどうなってしまうのか。フィーユが強くなって戻る前に大変けしからんことになってしまうのではないか。私、心配です。

カード名

偉大なる正義の頭脳

イラストレーター

吉岡英嗣

解説（モザイク齋藤）

　読み方はブレイン・オブ・グレートジャスティス。当初「いい名前なんだけど長すぎてつけられない」と言われていたのですが、無理言って限界突破してもらいました。

　青の世界との戦いの末（自爆という形で）大破してしまったローレンシウム。やかましいAI部分は健在でしたが、肝心のロボット本体は御覧の通りの状態です。その上、マーメイドたちを束ねていたアルタイルも、何やら不穏なことに。イラストではマーメイドたちが頭部を回収していますが、果たして怜亜たちと再び合流できるのでしょうか。

　実は、真神降臨編「裏切りの連鎖」収録のローレンシウム関連カードはこれだけではありません。どんなカードが登場するのか、ご期待いただければと思います。

カード名

紅蓮焔竜オリハルコンティラノ

イラストレーター

丸山類/工画堂スタジオ

解説（モザイク齋藤）

　ストーリー上などでは何度か火を噴いているオリハルコンティラノですが、カードイラストでも初めて火を噴いてもらいました。あとは、レアリティを考慮してあんまり派手な発注はせず、「口と身体から火を噴いているオリハルコンティラノです」ぐらいの感じでお願いしました。

　内燃器官を持っている、というのは僕ら人間からするとちょっと不思議な感じですよね。体内にガスの発生と貯蔵器官があるのは、もともとが鉱物のギガンティックならではではないでしょうか。フレーバーテキストは別担当によるものですが、英雄達の戦記8《中国・九州編1》から世羅とほのめたちが一緒にいるシーンのようです。現状ディンギル側ではない世羅が、他のプレイヤーたちとどのように絡んでくるのかもご注目ください。