カード名

胸に秘めた寸草 迦陵頻伽 / 迦陵頻伽とほのめ 春暉の絆

イラストレーター

希

解説（モザイク齋藤）

　新章、運命廻放編「祝福の蒼空」イラスト紹介企画のトップバッターは迦陵頻伽とほのめの連続イラストとなる「胸に秘めた寸草 迦陵頻伽」（左半分）と「迦陵頻伽とほのめ 春暉の絆」（右半分）です。

　フリーカード冊子収録のリゲル＆あづみの絆は手に取られている方がほとんどだと思いますが、「祝福の蒼空」にはキャラクターとパートナーの絆をテーマにした連携カードが各色に存在します。今後の弾を含めて続々登場しますので、お楽しみに。

　ちなみに寸草春暉（すんそうしゅんき）は、春の陽光のような親の愛情と、それに報いようとする子の想いを表す四文字熟語です。ふたりの関係にぴったりだと思うのですが、いかがでしょうか。

　新章ということで基本に立ち返り、初登場時の姿で手を合わせる様子が非常にほほえましいイラストです。ふたりとともに、新しい旅に向かいましょう。

カード名

双剣裂帛の鬼合 鈴鹿御前

イラストレーター

ふーみ

解説（モザイク齋藤）

　赤の2枚目は新しい鈴鹿御前ちゃんです。以前から少しお話しさせていただいているように、「真神降臨編」の3コスト5000パワーIGシリーズは新たなカードで再登場する可能性が高いので、他のゼクスも個別のストーリーが進展するのを楽しんでいただければと思います。

　清姫の助言で緑の世界へ踏み込む鈴鹿御前。桜舞う4月の宵闇の中、彼女が剣を合わせるのは、同じく3コスト5000パワーIGとして登場した「優曇華」です。

カード名

睡竜の神籬 優曇華

イラストレーター

イセ川ヤスタカ

解説（モザイク齋藤）

　今週は月曜がお休みだったので、こちらも一緒にイラストを公開しちゃいましょう。

　いわゆる、情報を聞きたければ私を倒してみせろパターン。強敵相手に楽しそうな表情を浮かべる鈴鹿御前のちょっとやんちゃな雰囲気と、鉾鈴を振るたびに優美な鈴の音が響く優曇華の静かな雰囲気が対比として面白いイラストになっています。

　ふたりの戦いの行方や、今後の展開はコラムなどで紹介させていただきますので、お楽しみに。

カード名

浪漫の従楽士ヒュッテン

イラストレーター

こもわた遙華

解説（モザイク齋藤）

　新たな青のマーメイドは、名前から分かる通り「浪漫の歌曲姫シュヴァルト」のお弟子さんです。丸いまろまゆがキュートですね。従楽士、というのは現実の役職にはありませんが、マーメイドたちは戦闘もこなすので、見習い騎士を表す「従騎士」からもじって新たな役職を作りました。シュヴァルトが奏でる旋律を譜面に起こしつつ、ギルガメシュ討伐を祝う破神祭に向けた準備を進めていきます。

カード名

音速の銀風テジェヴェ

イラストレーター

吉岡英嗣

解説（モザイク齋藤）

　現代だけでなく、すべての色の世界を巻き込んだギルガメシュとの最終決戦。その成功を祝って開かれることになったのが、「破神祭」です。この日ばかりは剣を納め、歌い、踊り、杯を酌み交わします。そんな祭りの会場へと皆を連れていくのが、「音速の銀風テジェヴェ」です。真神降臨編のエンディングでもある「祝福の蒼空」のカードには、こうした「破神祭」の準備から開催までの様子を見ることができます。

カード名

鉄道職人レイルロード

イラストレーター

K2商会

解説（モザイク齋藤）

　そんなテジェヴェや他の車両系メタルフォートレスたちのレールを敷くのが、赤の「鉄道職人レイルロード」です。ドワーフ（っぽい）マイスターとしては「戦斧工房バルディッシュ」以来ですね。彼らが各地にレールを敷いたおかげで、各世界のゼクス達が会場に来られる、というわけです（祭りが終われば撤去されてしまうでしょうが…）。祭りの仕込みをしたのは誰か、莫大な費用を出したスポンサーは？　ぜひカードでバックストーリーを感じていただければと思います。

カード名

取材旅行するアビシニアン

イラストレーター

椋本夏夜

解説（モザイク齋藤）

　最初にアビシニアンくんが収録されたのが第2弾「巨神の咆哮」ですから、もう5年前。熱心な読者たちに支えられて再登場です。執筆から編集、プロモートまで自分でこなす敏腕ライターな彼は今、「書物の魔人ディザ」と取材旅行に出かけています。あらゆる世界で最も読書量の多い（たぶん）魔人のアドバイスで次に彼が描くのは、どんな物語なのでしょうか。それにしても、列車旅行いいですね。僕も今年こそは旅行に行きたいなあ。

カード名

水面の銀騎士マウナ・ケア

イラストレーター

K2商会

解説（モザイク齋藤）

　新登場のガーディアンであるマウナ・ケアは、かつてサー・ガルマータと共に戦っていた騎士の一人です。二人は同じ師の下でガーディアンとしての信念と技術を学び、戦っていました。件の事件を境にガルマータが姿を消してからは、互いに連絡を取ることもなくなっていました。白の世界でガルマータに再会したマウナは、ケィツゥーが暗黒騎士化した原因が彼にあると詰め寄ります。

カード名

ロウブリンガー コハラ

イラストレーター

敬徳

解説（モザイク齋藤）

　マウナとガルマータに剣技や騎士としての信念を教えた師匠が、コハラです。長らく騎士を務めてきたコハラは白の世界の不穏な空気を察知し、マウナを連れてガルマータに接触します。再会するなり一触即発の空気になる二人を諫め、彼はガルマータとミサキに、この世界の現状について語り始めます。

　新たな物語がどのように動いていくか、新たなキャラクターたちの今後にもご注目ください。

カード名

不思議の国の支配者レッドクイーン

イラストレーター

にもし/工画堂スタジオ

解説（モザイク齋藤）

　黒の世界におけるアリスたちの領域、不思議の国を支配する傍若無人唯我独尊居丈高系美少女であらせられる“赤の女王”レッドクイーンを、にもし先生に可愛らしく描いていただきました。ホワイトクイーン不在のうちにハートの女王や東西の魔女をはったおしたキュートなドヤ顔と足台にされて喜ぶ時計ウサギがコミカルな一枚です。あと、そのスカートどうなってんだ！って人は今後の再登場のご要望よろしくな！

カード名

目覚めの王子アレルイア

イラストレーター

椋本夏夜

解説（モザイク齋藤）

　寝ている女性と見れば誰彼構わずキスを迫る、キス魔のディアボロスです。不思議の国の幻想的な背景とともに、ステキな美青年を椋本夏夜先生に描いていただきました。起きている人物にはあまり興味がないアレルイアですが、Z/Xには眠っているゼクスも多いので、結果がどうあれ言い寄る相手にはおそらく困らないでしょう。

カード名

仕立屋野兎ウェアレプス

イラストレーター

CARNELIAN

解説（モザイク齋藤）

　「祝福の蒼空」で新たに登場するリーファーの新人アイドル、ペクティリスに関連するゼクスです。緑の世界で祖父の経営する仕立屋を切り盛りするウサギさんを、CARNELIAN先生に描いていただきました。衣装に使う布選びをする表情がキラキラしていて可愛らしいですね。ちなみに、レプス（Lepus）は野兎を指しますが、レプス（Reps）は畝織りを指すとのことで、布を扱うゼクスにピッタリの名前にできたと思います。

カード名

毛玉獣人ウェアアンゴラ

イラストレーター

ソガミナベ

解説（モザイク齋藤）

　そんなウェアレプスちゃんのおじいちゃんがこちら。やはりウサギでおじいちゃんと言えばアンゴラウサギですよね。アンゴラウサギの毛は織物用の糸の材料になるということで、まさしく身を削って仕立屋を経営していたのでしょう。モフモフの毛でゴッツい感じにも見えますが、雰囲気はどことなく優しそうですね。アンゴラウサギは毛を刈ると普通のウサギが出てくるので、以外と本体は細身なのかもしれません。

カード名

熱血トレーナー サリクス

イラストレーター

上田メタヲ/株式会社ウィッチクラフト

解説（モザイク齋藤）

　「見下ろすバイネーシー」の同僚のアイドルトレーナーであるサリクスさん。引き締まったボディから繰り出される熱血トレーニングに、果たして新人ペクティリスちゃんは耐えることができるのか。クリップボードに貼られた付箋やレッスンルームの鍵など、細かい小物まで描かれているのが、色々とキャラクター性を想像させますね。

カード名

新緑の歌乙女ペクティリス

イラストレーター

アカバネ

解説（モザイク齋藤）

　そんなバイネーシーＰやトレーナーのサリクス、部長マウンテンアッシュ氏などの期待を一身に背負った新人アイドル「ペクティリス」ちゃんは、Z/Xでは初となるアカバネ先生のイラストで登場します。輝く汗を振り払いながらダンスレッスンに励む彼女は、もともとバーベナに憧れてアイドルを目指した普通のリーファーの女の子。破神祭というこれ以上ない大舞台でデビューを果たす彼女を、ぜひカードでもプロデュースしてあげてください。

　ちなみに、ペクティリス（サギソウ）の花言葉は「夢でもあなたを想う」だそうですよ。