2024.08.26【 2024.08.28 update 】
ネクスト・フロンティア
新世界「ネクスト・フロンティア」新世界「ネクスト・フロンティア」
エクストラパック第50弾「ネクスト・フロンティア」の舞台を紹介します!
世界観
舞台は第3星界――
我々がよく知る世界とは異なり、「ネクスト・フロンティア」にはどこまでも続く青空と大海原、中空に浮かぶ5つの島しかない。
天界も魔界も神域も零域も存在せず、時空の歪みも無く、現在を生きる人々だけが生活する極めてシンプルな領域である。
Illust. ばにら
孤島という隔絶された環境は、長い時間を掛けて各島の文明をまったく異なるものへと〝進化〟させた。
互いの国家を行き来する術が確立されて以降も変わらずに。
擁する国民の数に対して十分な国土、さらに豊かな資源あるいは優れた技術を有することから、争う理由は無かった。5つの国は互いの文明を尊重し、友好関係を築いている。
大規模な「天災」に見舞われれば復興や人命救助のために尽力し、各自の得意分野で活躍した。
穏やかに、緩やかに、人類は発展。これからもそうあり続けると思われたが――
闘争心の薄さに危機感を抱く者が、ひとり。第3星界の管理者、T-airy(ティアリ) である。
Illust. 藤真拓哉
きっかけは第4星界の誕生に遡る。
第4星界の管理者 U-cthurus(ユークトゥルス) は極めて嗜虐的な人物だった。自らの第4星界を度々窮地に陥らせては滅亡させる、「箱庭の遊戯」を繰り返している。滅亡の余波は幾度となく隣接星界を襲った。
それこそが、先述の「天災」。
順調に繁栄していた人類が生命を落としてゆくたびに心を痛め、もう幾度目かも分からない「天災」で黒の国の人口が激減した際には焦燥を覚えた。なんとかしなければ、せっかく育った文明が全部台無しとなる。
あれこれ考えを巡らせたティアリは各国の指導者を集めると、宣言した。
「いまから皆さんには戦争をしてもらいま~す!」
5人の指導者に動揺が走った。
真っ先に口を開いたのは 青の国「リットラズリ共和国」 の沈思なる大統領、オーレリア・コバルト・ブルー。
「戦争とは? いったいどのような意図が?」
「皆さんの実力を知りたいんです~」
続いて抗議したのは 緑の国「レヴリヴェール王国」 の清楚なる女王、ヴェルジュ。
「お言葉ですが、国民に無駄な血を流させるのは反対です」
「管理者パワーで加護しますのでご安心を~」
〝本当の戦争〟ではなくイベントだと知り、集まった指導者たちから安堵の溜息が漏れた。
「管理者殿ならば国力バランスを熟知しておきたいのは道理か。構わんよ」
「えー。参ったなー。うちの国民は身勝手なヤツばっかだから不利だよー」
「ふふっ。ならばしょうりはわれわれのものだ!」
赤の国「緋命帝国(あけみこと―)」 の豪胆なる皇帝、皇紅冥(すめらぎこうめい)が。黒の国「マギアテ連邦」 の妖艶なる魔女筆頭、エスメラルダ・ニゲルが。白の国「エデルイス公国」 の幼気なる騎士団長、ルイース・クレームが口々に感想を述べる。上申した青と緑の指導者も納得のいった様子。
しかし、想像のはるか斜め上をゆく補足事項により、彼女たちの笑顔は瞬時にして凍り付いた。
「優勝国には全面的なバックアップを約束しますね~。ただし、敗北した四つの国家には……」
「滅んでもらいま~す。このこと国民には内緒ですよ~? 約束破りは 即・滅亡☆ で~す」
戦争ゲーム
管理者ティアリが、第3星界を存続させるためひねり出した起死回生の一手。
不定期に各国から「代表者」を複数人選出し、都度、用意される「6つ目の浮島」で戦わせる。
決して瀕死の重傷を負うことの無い特殊な結界が張られたフィールドで、各国の選手たちは〝本当の戦争〟を想定し、研鑽された技術をぶつけ合う。文明の成長を促すための大規模な交流会、いわば国際的なスポーツ競技である。
形式はポイント制のランキング式。
純粋な勝敗や自国の代表者がMVPに選ばれることで、ポイントが加算されてゆく。
いつか訪れる「ラストゲーム」の終了後、優勝となった国家には〝いいこと〟がある。
……と、表向きには説明されている。
ゲームの裏側に秘められた真相を知るのは、5人の指導者のみ。
試合の内容は各国の全国民が見られるよう放送されている。もとより争いの少なかった第3星界では、刺激的な娯楽として人気を博しているようだ。
エースプレイヤーと各国の情勢
MVPを獲得した各国の代表選手は「エースプレイヤー」と呼ばれます。
気になるキャラクターをチェックしてみましょう!
2024年8月26日(月) ~ 30日(金) の期間に順次公開されます。
[ 2024.08.30 update ]
- 「緑の国|コレット」 の情報を公開!