2024.10.03
伝説指定及びエラッタのお知らせ
皆さん、こんにちは。
今回は新たに2枚のカードが「伝説指定」に追加されます。また、10枚のカードに「エラッタ」を適用、
1枚のカードに「エラッタ」を適用後、封神指定を解除します。
これらの「伝説指定」及び「エラッタ」「封神解除」は 2024年10月24日(木) 00:00 から適用されます。
【伝説指定】B01-102「到達の熾天使ミカエル」(E23-028、P01-007、P28-004)
「到達の熾天使ミカエル」は主に「未来に向かう約束 イネルマちゃん★」や「ドラミコクインテット」などのイベントと組み合わせたループデッキで使われています。
これらのデッキと「到達の熾天使ミカエル」は、新たなイベントカードが追加されるたびに強化されうるものになっています。
そのため、現状のままではこれらのデッキ、あるいは「到達の熾天使ミカエル」がループデッキの水準を超えないよう考慮したうえで魅力的なイベントカードの開発を行い続けることは難しいと判断いたしました。
上記の理由により、ループデッキのメインパーツとしての利便性を下げるため、「到達の熾天使ミカエル」を伝説指定に追加します。
【伝説指定】E45-013聡明臨機 ネフライト
ネフライトデッキは現在ゼクチャンで特に活躍しているデッキの内の1つです。
このネフライトデッキのデッキパワーを抑えるために、リソースコストを支払わずに相手のカードを2枚除外できる「聡明臨機 ネフライト」を伝説指定に追加します。
【エラッタ】B06-102「舞い踊る人形ラヴ」(P06-002、P30-009)
【エラッタ】B06-103「未来の大女優デ・ジ・キャラット」(G21-013、P06-003、P24-003、P34-038、P39-045、P39-046、P39-047)
【エラッタ】B10-103「絶縁の災禍アスモデウス」(P10-003)
上記カードは条件を満たすことでリソースコストを支払わずに自身やコストなどの条件を指定しないゼクスを登場させることができるカード群です。
現在ではリソースコストを支払わずに登場させることができるカードの多くは1ターンに1回しか登場できないようにデザインされていますが、上記カードは作成、リビルドされた当時は条件の達成が難しかったため、登場させられる回数に制限がありませんでした。
しかし、カードプールの増加により条件の達成が容易になったことで、1ターンに複数回登場させることもできるようになっており、条件に対してカードパワーが高すぎるカードとなってきています。そのため、今後のカード開発への影響も鑑みて、カードパワーを下げるエラッタを行います。
エクストラパック「奇跡の宝石箱(ミラクル・エクスターズ)」に再録される「舞い踊る人形ラヴ」と「未来の大女優デ・ジ・キャラット」は、このエラッタを適用したテキストで収録されます。
【エラッタ】B10-084「縦横無尽のカラクリ藤袴」
【エラッタ】B15-084「樹上の円月 檜扇」
上記カードは特定の条件を満たして自身をスリープすることで自分のリソースを2枚リブートすることができます。
それぞれ条件は異なりますが、どちらも現在のカードプールでは達成は難しくなく、3コストのゼクスを登場させる能力を持つカードがすべて間接的にリソースを2枚リブートすることができるカードになりうるものとなっています。
現在のゼクスにおいてリソースが2枚リブートする意味は大きく、3コストのゼクスを登場させる能力を持つカードの開発に影響があるため、カードパワーを下げるエラッタを行います。
【エラッタ】B23-060「メインクーンとニーナ 孔丘の絆」(B23-117)
既に封神されている「ケット・シーの市場」と類似した効果を持つ「メインクーンとニーナ 孔丘の絆」ですが、
今までは条件があることとスリープする枚数が2枚であることを踏まえて適正なカードパワーであると判断していました。
しかし、ケット・シーをメインとしたデッキの強化やカードプールの増加と、リソースをスリープする効果がゲームに与える影響の増大によって、「メインクーンとニーナ 孔丘の絆」は条件に対して適正なカードパワーを超えつつあります。
上記の理由により、現在のカードパワーに見合った条件となるよう、プレイヤー名制限を追加するエラッタを行います。
【エラッタ】B26-031「加護の霊獣オーラケサラン」
【エラッタ】B28-037「伝承の魔人トラディス」
上記カードは主に自分のゼクスを破壊することで相手プレイヤーへの攻撃回数を増やす目的で使われています。
これらはフォースの出し入れが容易なカードとの相性が特に良く、「伝承の魔人トラディス」は現在ゼクチャンで特に活躍しているデッキの内の1つであるゾンネデッキにも採用されています。
このフォースにあるだけで自分のゼクスを破壊できる効果は今後のフォースを扱う能力のデザインを狭めてしまうものであり、ゾンネデッキのデッキパワーを下げるという目的と合わせて、対象を相手のゼクスしか選べないようエラッタを行います。
【エラッタ】B43-048「未来に向かう約束 イネルマちゃん★」(B43-097、E42-097、E44-026、P45-007)
「未来に向かう約束 イネルマちゃん★」は「イネルマちゃん★ Unite<D>」と「到達の熾天使ミカエル」などのコストを支払わずにイベントをプレイできるカードと組み合わせることでリソースをリブートし続けるループが可能です。
このループはデッキの残り枚数を少なくしてから行うものであり、かつイベントをプレイするカードは1枚だけでも成立します。
これは「未来に向かう約束 イネルマちゃん★」をプレイできるカードの方に手を加える場合、今ある該当カードをすべて封神指定ないしはエラッタしなければループを行うことができてしまうということであり、今後のカード開発にも影響を与えるため、「未来に向かう約束 イネルマちゃん★」に直接手を加える必要があると判断いたしました。
上記の理由により、「未来に向かう約束 イネルマちゃん★」に、リソースをリブートし続けることができなくなるようエラッタを行います。
【エラッタ】E42-017「武装:ラピッドクロスボウ」(E42-118)
「武装:ラピッドクロスボウ」はフォースを扱う能力を持つカードと相性の良い汎用カードとして作成されたカードです。
このカードは1枚を何度も使い回したり、1度に複数枚フォースに入れたりすることで大きなアドバンテージを得ることができます。
これによって得られるアドバンテージに対して支払う労力は少ないことが多く、このカードがあることによって、既にあるカードから今後のカード開発まで、フォースを扱う能力を持つカードに少なくない影響を与えています。
上記の理由により、このカードによって得られるアドバンテージが大きくなりすぎないようエラッタを行います。
エクストラパック「奇跡の宝石箱(ミラクル・エクスターズ)」に再録される「武装:ラピッドクロスボウ」は、このエラッタを適用したテキストで収録されます。
【エラッタ】E26-022「波打ち際の慈愛 エンジュ」(E26-064)
カードバランスの調整を行います。エラッタ適用後、封神指定を解除します。
エクストラパック「奇跡の宝石箱(ミラクル・エクスターズ)」に再録される「波打ち際の慈愛 エンジュ」は、このエラッタを適用したテキストで収録されます。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
今後とも、Z/Xをどうぞよろしくお願い致します。
2024年10月3日(木)
株式会社ブロッコリー
Z/X制作チーム 一同