【封神指定】B21-109「ジャック・ベイカー」

B21-109「ジャック・ベイカー」は以前、プレイヤーデッキや種族デッキ、カテゴリデッキへの影響の大きさを鑑みてエラッタを行いました。

このエラッタによりカードパワーは抑えられ、現在B21-10「ジャック・ベイカー」は主に[ノスフェラトゥ]を中心としたデッキの選択肢の１つとして落ち着いています。

しかし、今年度の新システムである「ユニゾンドライブ」に関連する、「プレイヤーエクストラ」、「スタートリソース」に対しては、先攻プレイヤーがB21-109「ジャック・ベイカー」を使用した場合、後攻プレイヤーが「プレイヤーエクストラ」を使用できないままゲームが終わってしまう可能性があります。

これはデッキの構築やゲームを大きく歪めてしまいかねないものであり、この問題は新システムを開発・調整する段階で是正することが難しいものであったため、B21-109「ジャック・ベイカー」を封神指定に追加します。

【伝説指定】E41-053「≪beyond cuteness heart≫」（B47-093、P47-072、P47-092、P50-040、P50-044）

E41-053「≪beyond cuteness heart≫」は現在のゼクスにおいて、多くの役割を持つ強力なカードです。

特に相手の手札を捨てさせる能力は、相手のライフを守るためのカードを奪いつつ、次のターンの相手の選択肢をある程度限定することができます。

この、E41-053「≪beyond cuteness heart≫」が持つ役割をデュナミスにあるカード１枚で行えるのは現在のゼクスにおいて大きな影響力を持ち、このカードを採用できることは１つの利点となっています。

また、カードプールの増加によって発売当時より登場させるのが容易になり、採用できるデッキ自体も増えています。

上記の理由からE41-053「≪beyond cuteness heart≫」を封神指定へ追加することも検討しましたが、新システム「ユニゾンドライブ」によって環境が変化することも考慮し、伝説指定に追加することでゲームへ及ぼせる影響を小さくすることにしました。

【エラッタ】B17-109「因果の導き手クロエ」（E04-072、E04-P02）

B17-109「因果の導き手クロエ」は現在目立って強力なカードではありませんが、主にループデッキの中核となるカードとして使用されています。これはカードプールの増加により、条件達成の容易化とデッキの中身の固定が可能になったこともありますが、B17-109「因果の導き手クロエ」の能力のプレイやその効果によるゼクスの登場に同名制限がついていないことが主な要因となっています。

上記の理由から、現在のカードデザインに合わせてループができないよう能力のプレイに制限をかけるエラッタを行います。

【エラッタ】B05-012「狡猾な黄玉トパーズファルコン」

【エラッタ】B05-102「七大罪 嫉妬の魔人インウィディア」（G04-013、P05-002、P15-028）

【エラッタ】B14-105「因業の叡智 徳叉迦」（P14-005）

【エラッタ】B17-057「『創造』の狂騒フレーネティーク」

【エラッタ】B18-020「岩竜の焔爪」

【エラッタ】B19-014「長大な菫青石アイオライトセイスモ」

【エラッタ】B19-041「新猫刑事マンダレイ」

【エラッタ】B19-098「八宝美神 清廉旋律ストケシア」

【エラッタ】B27-071「【運命剣臨】電脳賢ソル」

【エラッタ】E11-007「初夜のときめき濃姫」

【エラッタ】E11-060「ルクスリア＆ピュアティ」

【エラッタ】E24-059「インウィディア×魔眼ミーティア」（E31-040）

【エラッタ】E27-006「カイザースロット ロードクリムゾン」

【エラッタ】P06-012「不遜な薙鎌 楡」

上記のカードは「相手のリソースを選んで干渉できる」カードです。

これらのカードは今年度の新システムである「ユニゾンドライブ」に関連する「スタートリソース」、プレイヤーデッキや種族デッキ、カテゴリデッキ等で採用されているリソースを参照するカードに影響を与えるカードであり、結果としてデッキ構築の幅を狭める可能性があるカードとなっています。

上記の理由から、これらのカードの影響力を下げるためエラッタを行います。

また「カイザースロット ロードクリムゾン」については、エラッタを適用したうえで伝説指定を解除します。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

今後とも、Z/Xをどうぞよろしくお願い致します。

2025年3月24日(月)

株式会社ブロッコリー

Z/X制作チーム 一同

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