00 |
東京生まれ。 |
01 |
両親が離婚し、神門は母親とともに母方の実家がある福岡へ。妹の春日と父親は東京に残った。 |
★ |
ブラックポイント発生。 |
02 |
ブラックポイントに飲み込まれた東京は壊滅。妹の生存は絶望的。神門はどんな手段を使ってでも妹を蘇らせることを誓う。 |
03 |
15歳で先端科学技術分野の研究に特化した九頭竜学院大学への入学を果たし、飛び級で大学院に進学。人間のクローンを生み出す研究を行う。 |
04 |
2年足らずで最先端のクローン技術のすべてを理解したが、現代の技術ではDNAから妹の身体を蘇らせたとしても、記憶までは取り戻せないという壁にぶつかってしまう。 |
★ |
神門18歳。ブラックポイント発生から3年経過(B01「異世界との邂逅」前後)。 |
05 |
九大英雄アレキサンダーが歴史上の人物と同一人物(身体はクローンだが魂は本物)であることを知り、赤の世界の技術を利用して妹を蘇らせようと考える。アレキサンダーに課された試練を乗り越え、その軍師となる。 |
06 |
アレキサンダーとともにゼクスの一群を率いて九州を北上。南九州に発生したブラックポイントを避け、北九州に避難していた自衛隊西部方面隊の実権を握る。西部方面隊は後に北九州方面隊へと改称。都城出雲と出会う。 |
07 |
白の世界方面への侵攻を目的とする[別府湾攻防戦]の陣頭指揮を取る。作戦名[サンセットインターセプト]。 ▶ H.S.1-1:敗北 |
08 |
作戦名[クリムゾンインベイジョン]を発動し、赤の世界の軍勢を佐渡へ侵攻させる。自身は北九州に滞留。 ▶ H.S.1-2:敗北 |
09 |
妹の春日に瓜ふたつの世羅と出会い、カードデバイスを手渡す。 |
10 |
度重なる敗北により、神門の軍師としての才を疑ったブレイバーたちが赤の世界各地で反乱を起こす。神門は福岡でハンニバル・バルカを、アレキサンダーは広島で呂布奉先を迎え撃った。当初は劣勢だったものの援軍が駆けつけ、形勢逆転に成功。反乱を鎮圧。 ▶ H.S.2-5:勝利 |
11 |
赤の世界の軍勢を率いて東征を開始。東京の奪還が名目だが、真の目的はブラックポイントの中にある春日の魂を回収すること。 |
12 |
飛鳥と共闘して広島でカーディナルブレードと戦闘。アレキサンダーの一撃が決定打となり、撤退させる。 ▶ H.S.3-3:勝利 |
13 |
青の世界を敵視する白の世界と同盟を締結。真意は無駄な戦闘を避けつつ東征を継続するため。 |
14 |
青の世界に追われる世羅へ、緑の世界領域である東北方面へ逃げるよう指示。 |
15 |
ハンニバルと呂布の反乱は鎮圧したものの、神門に従わないブレイバーは後を絶たない。織田信長が生前に果たせなかった全国統一の野望を実現させるべく、武将たちを率いて北海道を急襲。北海道が赤の世界支配圏となる。 ▶ H.S.4-2 / ▶ H.S.5-5 |
16 |
赤と白の世界の同盟締結パーティーの会場で、天王寺大和とクレプスの暗殺未遂に遭う。 |
17 |
同盟先の白の世界に手を貸す形で、青の世界のメタルフォートレス軍団と交戦。敗北により大部隊を率いての東征が困難となる。青の世界領域目前の琵琶湖近辺へ部隊を駐留させ、アレキサンダーとの単独行を開始。 ▶ H.S.5-3:敗北 |
18 |
緑の世界の八大龍王 難陀と水面下で協定を締結。高千穂の譲渡を交換条件に、黒の世界攻略への助力を仰ぐ。 |
19 |
[モウギ]を目指す各務原あづみと青葉千歳の動きを察知。北九州で神門の留守を預かる出雲を通じ、高千穂の奪還を目指す緑の世界の邪魔をしないよう、ジャンヌダルクたちを差し向ける。 ▶ H.S.6-5 |
★ |
赤と緑の世界のブラックポイントが転換(ブースターパック第13弾「変革の疾風」前後)。 |
20 |
難陀は協定を反故にし、黒の世界攻略へ手を貸さなかった。体良く利用されたことを悟るが、神門は意に介せず関東突入の機会を伺う。 |
21 |
人外の力を得られる[神祖の強欲の仮面]が関東近辺に存在するという情報を耳にする。詳細は得られず。 |
22 |
太平洋側から関東へ侵入。神門が黒の世界のブラックポイントの調査を行っている間、暇を持て余していたアレキサンダーが、偵察に訪れた上柚木八千代を発見。 ▶ H.S.8-1 |
23 |
アレキサンダーが単騎で行動。周辺を嗅ぎまわっていた八千代とアルモタヘルへ戦闘を仕掛ける。しかし、綾瀬とズィーガーが彼女らの救援に現れたことで旗色が悪くなり、膝をついた。直後、神を名乗るギルガメシュなる者が現れ、人類への宣戦布告を行った。 ▶ H.S.9-1:敗北 |
★ |
神の降臨(B16「神域との邂逅」前後)。 |
24 |
アレキサンダーから黒の世界のゼクス使いが神祖の仮面を捜索していたと報告を受ける。仮面の捜索についてはその人物を泳がせることとし、自身は妹復活の準備を整えるため〝魂と対話できる〟百目鬼一族を訪ねる方針へ。神出現の報告については一切興味を示さず、アレキサンダー憤慨。 |
25 |
関東を離れようとしたところで、とても聞き覚えのある声に呼び止められる。しかし、アレキサンダーがその声を聞きつけた様子はなく、声の主も見つからなかった。 |
26 |
出雲と遭遇。妹復活のために赤の世界を利用した事実を不徳と責められ、臨戦態勢へ。 |
27 |
神祖の強欲の仮面に蝕まれた春日が出現。神門を殺害しての完全な魔人化を目論むが、異変を察知した出雲が神門をかばい絶命。逆上した春日の姿に衝撃を受けた神門は慟哭し、心を閉ざした。 |
28 |
ガーンデーヴァが絶命した出雲を背負って立ち去る。出雲の死と血をきっかけに神祖の強欲の魔人マンモンと化した春日だったが、アレキサンダーの牽制により無防備な神門へ手を出せずにいる。 |
29 |
意識の深淵にて、神門は神と邂逅を果たす(神の正体は不明)。自身が未来の可能性をことごとく潰す「特異点」であると知らされ、神の眷属となるよう促された。神門はこれを拒否。 |
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30 |
我に返った神門はアレキサンダーと春日が見守る中、ただの一度もまみえたことのない竜の巫女へ呼びかけ、神を超えるための力を要求。見返りに覇神ギルガメシュの討伐に応じる。 |
31 |
竜の巫女に導かれ邂逅した、あづみ、飛鳥、綾瀬、八千代、相馬、ポラリスらと協力して覇神ギルガメシュを討伐。歓談する者らに背を向け、新たな目標〝全世界の叡智を我がものとし春日を人間へ戻す〟遂行のため立ち去る。 ▶ H.S.10-8:勝利 |
★ |
神の追放。神域との封印境界《神門》を白の世界に設置(B20「祝福の蒼空」前後)。 |
32 |
神域から元いた関東へ帰還。春日を懐柔し己の殺害を先延ばしにさせる。世羅と蝶ヶ崎ほのめ、セーラを名乗る女性とも遭遇。ただし、ほのめとは口論の末、袂を分かつ。 |
33 |
春日に刺激されたオリハルコンティラノが神門に襲いかかるが、ガーンデーヴァの働きで事なきを得る。 |
34 |
神エレシュキガルが神祖の仮面を創造した者であると、神イシュタルから知らされる。 |
35 |
ガーンデーヴァが出雲復活の助力を頼って来たことをきっかけに、セーラから赤の世界の技術[NOAH]について聞き出す。現代では明らかにオーバーテクノロジーであるそれを、彼は見事理解してみせた。 |
36 |
アーサーや信長などブレイバーの動きが活発化。ブレイバーへの従属を良しとしない者など、はぐれマイスターがちらほらと関東へ集ってくる。彼らは廃墟となった奥多摩地区に拠点を築き、神門を招致した。 |
37 |
セーラやマイスターら技術者と協力し、出雲を強化人間[NOAH]第1号として復活させる。 ▶ NF DramaCD 13「ボコすかレシピ」 |
38 |
仮面の秘密を暴くため、神イシュタルの手引きで神エレシュキガルのもとへ赴く。世羅とセーラがサポートのため同行。春日とガーンデーヴァに拠点の留守を託す。 |
39 |
クレプスの魂と邂逅。共闘し、神エレシュキガルを消滅させる。春日、出雲の魂とも邂逅し、仮面と魂にまつわる重大な知識を獲得。出雲と和解し、春日の魂が消滅しないよう冥界に繋ぎ留める役割を委ねた。 |
40 |
冥界から帰還。留守を春日、セーラ、ガーンデーヴァらに任せ、世羅を伴い大阪城を目指す。冥界の理から春日と出雲を解放するため、降臨した魔王サタンの利用を考える。 |
★ |
神の再降臨(B26「境界を断つ剣」前後)。 |
41 |
大阪城(跡地)で魔王サタンと対峙。因縁を持つ、世羅、飛鳥、綾瀬、さくら、八千代との共闘。アレキサンダーとイグニッション・オーバーブーストし、戦況を静観。 ▶ アビス・カタストロフ・サーガ プロローグ |
42 |
竜の巫女たちの遠隔介入により、アドミニストレータ ソルへ[剣臨(シフト)]を果たす。 |
43 |
無限に放出される狂魔王サタンの凶刃が吹き荒れるさなか、ゼクス使いたちは次々と剣臨を果たして奮闘するが、徐々に追い詰められてゆく。 |
44 |
狂魔王サタンの最終必殺奥義[魔王砲(ディアボリック・ビーム)]の超エネルギーに身を晒す。受け止めた「魔王砲(ディアボリック・ビーム)」は完璧な頭脳が導き出した角度へ正確に弾き返され、時空のひずみに存在する冥界へ到達。まるで〝光の剣〟のように冥界を貫通、破壊した。 |
45 |
インパクトの瞬間に発生した爆発的な閃光が収まった後に、彼の姿はなかった。居合わせた者が一時的に視覚情報を失う中〝おれはさきにゆく。かすがとなかよくな…せら〟というメッセージだけが聞こえたという。 ▶ アビス・カタストロフ・サーガ:完全勝利 |
46 |
意識不明の重体のまま次元の狭間を漂う。同じく狭間を漂っていたドリーム・キー【宇宙】に適合者として認められる。 |
47 |
ク・リトの世界[幻夢郷]へ漂着。大罪を犯し豪奢な部屋へ終身投獄されていた第三位王女アスツァールの耳に入り、サルベージされる。治療を受け、身体・意識ともに回復。 |
48 |
神門に先んじてエネルゲイア(竜域)からは青の世界のアドミニストレータ、ソルが到達していた。彼は〝エネルゲイアのシステム再構築〟を掲げ、その前段階として幻夢郷を侵略しているという。アスツァールとしては来訪者へ初期情報を伝えたに過ぎなかったが、愛する妹の平穏が脅かされる可能性を察知し、警戒を開始。 |
49 |
アスツァールに〝ミカドおにいちゃん〟と懐かれ、永久牢で事実上の軟禁生活。ふたりきりで過ごすうち、深淵に潜む凶暴性と悪意に触れ、意識干渉を受ける。春日を忘れ、アスツァールを妹と思い込んだ。 |
★ |
神の討祓(B33「輝望<フロンティア>」前後)。 |
50 |
アスツァールとの会話により幻夢郷の理を完全把握。エネルゲイア(竜域)に取り残されていたアレキサンダーを召喚し、再会。永久牢を破壊させる。ソル打倒への道筋を辿るため、ク・リトの王城を脱出した。 |
51 |
アレキサンダーを捨ててパートナーになるようアスツァールが要求。拒否の意を示すと、さらなる興味を持たれた。 |
52 |
ドリーム・キー【女帝】を拾得。失くし物に気付いてテンパっていたほのめに渡す。 |
53 |
大和と七尾とほのめの尾行に気付く。泳がせる。 |
54 |
ソル配下のひとりであるテラと遭遇。ソルの元への出頭を命じられる。尾行していた大和の同行を提案し、承諾させた。出雲と同じ顔をしていることについては、別段、興味はない。 |
55 |
ソルとの邂逅。計画とファミリーの紹介を受け、正式に手を組むことが決定。 ▶ 英雄達の戦記DW |
★ |
叡智極点戦争 開戦(B39「破天<ワールドオーダー>」前後)。 |
56 |
大和が連れていたアニムスのふとした言葉から〝アスツァールを妹だと思い込んでいる〟〝春日の存在を忘れている〟がフェイクであると暴かれ、騙されていたと気付いたアスツァールが怒りを爆発させる。ソル配下の使徒「キュレータ」と共に幻夢郷の破壊を開始。大和がソルの拠点から離脱。 |
57 |
ソルの拠点周辺で、キュレータを始めとするソル陣営とク・リト王城陣営の戦闘が開始される。神門は拠点から高みの見物を決め込んだ。 |
58 |
レーベ・エンデが「ウィッシュ・ヴォイス」を発動。アレキサンダーの武器が刀に置き換わるが、意にも介さない。 |
59 |
アルターの試練が時間差でソルの拠点周辺の者へ襲い掛かる。〝チャラくなる〟悪夢を発現させたアレキサンダーは神門の挑発を受け、自力で克服した。 |
60 |
相棒の胆力を再確認した神門は、カースドソウル相手に苦戦している黒の世界チームへアレキサンダーを派遣。自らはソルと共に「星界へ至る門」へ歩みを進めた。 |
61 |
新世界を創るための条件「幻夢郷のリセット」「幻夢郷に23本のドリーム・キー」がそろう。ゲートをくぐる権利を賭け、ソルとの一騎打ちが始まった。 |
62 |
アンリミテッド・オーバーブーストを披露し、凱旋したアレキサンダーと並び立つ。 |
63 |
神門の勝利。新世界の創造主となったが、変化を望まず。直ちに権利を放棄した。 |
64 |
叡智極点戦争終結。春日と再会を果たす。 |
65 |
イースに助力を請われる。華麗にスルー。 |
66 |
現代世界(竜域)へ帰還したら、春日を福岡の実家(母方)へ、世羅を宮崎の自宅へ送り届けようと思っている。その後は関東の奪還を実現するため、ブラックポイントを消滅させる研究に着手する予定。 |
★ |
幻夢郷からの旅立ち(B40「勇気<クライシスアーク>」前後)。 |
67 |
ヨグ・ソティスのゲートをくぐり、青の世界へ到達。想定外の運命を共有したのは、世羅、ニーナ、春日、千歳、それぞれのパートナー。 |
68 |
不可視の斬撃に襲われ、分析を開始。自然現象のようであり、そうではない。斬り刻まれた者の気力・活力を摩耗させるこの現象を、神門は「虚のさざなみ」と名付けた。 |
69 |
青の世界の最高責任者、アドミニストレータ ベガを訪ねる。ソルの最期も含め、顛末を報告。ベガをサポートしていた青の竜の巫女ユイとも接触し、幻夢郷にいる間に現代と未来で起きていた事件のすべてを把握した。 |
70 |
事件の究明を行い対策を打ち出すための「黒崎神門超常現象研究室」を設立。水面下で青の世界を支える代わりに、治安維持部隊に対してベガに次ぐ権限を得る。ニーナを新設部隊「カーバンクル」のリーダーに推薦。 |
71 |
秘密裏にブラックポイントを消滅させる研究に着手。 |
72 |
世羅と春日に《叶えし者》として焼失したキラーマシーンの残骸を集めさせ、神々のシナリオを解析開始。虚のさざなみの出現と同時期に存在が囁かれ始めた「世界の意思」との関連性を疑う。 |
73 |
虚数力学の基礎を確立。デジタル・ウィッチ特有の虚数領域に干渉する技術が厳密に体系化される。特に虚のさざなみを無効化する技法は「虚数シールド」と名付けられ、条件さえそろえば誰でも使用可能なレベルにまで落とし込まれた。この功績を契機に、神門と黒超研の評価が上がってゆく。 |
74 |
ブラックポイントを消滅させるための利己的な研究の副産物として、時空の歪みの彼方から別時空の者たちが多数召喚される。救世を願う思念体である彼女たちは「パニッシャー」と名付けられた。世羅、あづみ、七尾、ニーナ、八千代、きさらなどの見知った顔も。 |
75 |
プリンセス・マギカ レヴィーの悪意を受け、カードデバイスが全世界から消滅。カードデバイスにまつわる知識も薄れてゆき、やがて最初から存在しない技術となった。パニッシャー以外のゼクス使いが事実上無力化される。 |
76 |
レヴィーは黒の世界までも消滅させた。 |
77 |
パニッシャーが活動可能な理由は「リング・デバイス」にあった。赤の世界における同位体である「黒崎博士」へコンタクトを試み、助力を要求。ふたつの叡智は異次元からもたらされた技術の解析を成功させた。黒超研を離れ、最新鋭の設備を備えたセントラルタワーで過ごす時間が増える。複製されたリング・デバイスを装着。 |
78 |
五つの嫉妬が形となり、五つの世界の滅亡を謳う、レヴィーの眷属「ワールドアバター」が出現。リルフィ以外のパニッシャーと治安維持部隊の大半が投入される。駆け付けた各世界の竜の巫女までもが迎撃へ向かった。 |
79 |
レヴィーの逆鱗に触れ、黒超研が消滅。春日の予知を受け、仲間たちは間一髪脱出に成功した。 |
80 |
デネボラによって修復されたネオ・シャスターのAI「ルナ」とともに「ワールドアバター」を分析。まことしやかに存在が囁かれる「世界の意思」は、竜域の〝繁栄〟を願う集合概念であると仮定。神々が竜域をコピーして創った五つの世界においては、〝破滅〟を願う「世界の意思」と成り果てており、それこそが「ワールドアバター」の正体であると推論した。 |
81 |
ユイが戦場から舞い戻り、神門に合流。さらに解析が進み、リルフィとワールドアバターの類似点が多く発覚することとなる。いずれにしても仮定を元にした推論に過ぎないため、ユイとルナ以外に懸念は明かされていない。 |
82 |
ワールドアバター撃退。リルフィを除くすべてのパニッシャーが送還される。 |
83 |
青の世界の市街地を広範囲に渡って消滅させつつ、レヴィーが出現。治安維持部隊の活躍により市民の避難は完了しているため、人的被害は出ていない。嫉妬顕現体レヴィーの戦闘力を計測し、神門は〝勝利が不可能〟であることを悟る。時空の歪みが拡がり過ぎている状況を逆手に取る、決して最善ではない最良の作戦に切り替えた。 |
84 |
作戦会議ののち、世羅、ニーナ、春日、千歳、竜の巫女たちが出撃。ワールドアバターとの関連性が疑われるリルフィの出撃を改めて禁じ、探るように言葉を交わす。現時点で脅威には成り得ないと判断し、処遇を保留した。自身は戦況分析に従事。 |
85 |
世界を無に返したいレヴィー、世界を存続させたい仲間たち、相反する想いが激しくぶつかり合い、時空の歪みがさらに拡大。千歳の一撃により、円環は「螺旋」へ。 ▶ 英雄達の戦記LV最終戦:成功 |
86 |
最良の作戦とは、レヴィーがすべてを虚無に返すよりも先に、時空の歪みを臨界点へ到達させること。機を見計らい、神門はレヴィーに接近。竜域、神域、零域を含む星界の管理者権限を持つふたりが接触したことで時空の歪みは限界に達した。 |
★ |
時空跳躍が発生(B44「邂逅<ワールドリンク>」前後)。 |
87 |
巻き戻る時流の中。リルフィの真相を暴くため、ユイとの再会を誓う。 |
88 |
レヴィーが蓄えた嫉妬を消費させるべく、アレキサンダーとともに果てなき消耗戦を繰り広げる。新たな時間軸でレヴィーが全力を発揮出来ないようにするための、知的とは程遠い原始的な策であった。 |
89 |
巻き戻りの到達点が約一年前、ブラックポイント出現から三年後の時点となることを把握。レヴィーとの激闘ですべてを出し切り、またも春日と離れ離れになる無念を嘆いた。 |
90 |
新時間軸の神門へ、〝みんなと積み重ねてきたもの〟が引き継がれる。記憶消失。 |
★ |
千歳の愛刀「九頭竜」の一撃が無ければ、巻き戻った時間軸ではほとんど変わりのない歴史が繰り返されるはずだった。さながら円環の呪いのように。だが、円環は螺旋となった。まずは似て非なる歴史が紡がれ始め、いずれはまったく異なる未来が伐り啓かれてゆくだろう。 |