CHARACTER

2022.01.05 【 2024.07.26 update

竜の姫君

真の融和を求めて厄災を起こした「竜の姫君」真の融和を求めて厄災を起こした「竜の姫君」

竜の姫君

プロフィール

あづみ、八千代、春日といった死の宿命を持つ者の生への憧れから発生した憧憬感情体。

神門が新世界の創造を拒否したため、星界と繋がりの強い彼女に星界管理者権限の半分が与えられた。

アストラルドラコは竜の姫君が無意識下で創造した謎生物。

ドラゴンをモチーフにしているが、ドラゴンではなく、知性もほとんど見られない。

みんな仲良しの融和思想を以て、すべての壁を取り払ってしまえば、真の平和が訪れると考えていた。

極端な行動の数々を後悔し、星界に帰還。神エンキとともに新時間軸の変遷を見守っている。

竜の姫君

Name D-Princess
Voice 小倉 唯
Temper 無邪気 平和
Memo 能力を創造する能力を持っていた。
星界の管理者権限を失いつつある。
神エンキにヒトの身体を与えられる。
着衣していると落ち着かない。
Favorite 美食楼公認三ツ星スイーツ
Birth 5.26(双子座)年齢不明 ♀
Size 148cm 74-54-77
Job 調停者
Family  
Memory 旧時間軸の記憶消失(時期は他者と異なる)

アストラルドラコ

Name Astraldraco
Voice  
Temper NO DATA
Memo 幽霊のような不思議な生命体。
竜の姫君の感情が昂ぶると巨大化する。
しゃべれない。
白と黒の2体が存在。
Favorite 竜の姫君のオーラ
Tribe 星界 アストラルドラコ
Memory 旧時間軸の記憶消失(知能が低いため不明)

竜の姫君の軌跡

00 星界生まれ。
01 神々の〝竜域滅亡シミュレーション〟で何度も死に至らしめられた者たちの、夥しい負の思念が集積して誕生。
   
02 神竜戦争を落ち延びた多数のドラゴンと共に過ごすうち、誰にも存在を認識されない虚数領域である星界とは異なる概念下にある、外の世界の存在を知る。
03 自身のルーツである「各務原あづみ」の悲運を知る。あまりにも救いのない五つの世界を救いたいと考える。
04 虚を棄て実を得るため、自身の存在証明を果たすため、あづみへのアクセスを試行。多くの加護に護られていたため失敗。代わりに、彼女の〝可能性のひとつ〟である白の世界の十二使徒、磨羯宮バルビエルとの融合に成功。白の世界への現出を果たす。傍らには竜のようなそうでないようなエネルギー体アストラルドラコが浮遊していた。
05 座標を移す際に空間のねじれが生じ、一時的に竜域と星界が繋がってしまう。同時期、蒼空を舞う多数のトゥルードラゴンが目撃されている。
06 度重なる戦乱で傷ついた街並みや人々に心を痛める。最高位の天使ウリエルが失踪していることなど、混乱する白の世界の現状を把握。
07 赤、青、黒、緑の世界の様子も確認するため、白の世界を離脱。竜の姫君は十二使徒そのものでもあるため、外敵を排除する「十二使徒大結界」は意味を為さなかった。
08 幻夢郷での叡智極点戦争が終結。星界へのゲートを通過した黒崎神門が新世界の創造を放棄したため、管理者権限が分割される。片方は神門へ残り、片方は星界と繋がりの強い竜の姫君へ移った。
09 五つの世界を順に訪問し、世界間はおろか同族間でも死闘を繰り広げている、理解不能な状況を憂う。早期に戦乱を終結させるため、強大な力を持つ安倍晴明と大樹ユグドラシルに「融和」の能力を与えた。
10 平和特区として知る人ぞ知る、黒の世界の「墓城」を訪問。開祖アトマスカヤが不在だったため、代わりに七の姫ブルーティアと会談。五つの世界の境界を無くし、平和を実現させる構想を語る。途中、セクハラを働こうとした二の姫マリメナが投獄された。
11 理解が得られなかったため、墓城の住人は平和を望んでいないと結論付ける。危険分子の巣窟とみなされた墓城はエリアごと星界へ送られ、地上から消滅した。
12 融和の影響で各未来世界のリソースがほかの未来世界へ流出し始め、境界が曖昧になってゆく。多色のリソースを纏ったゼクスの出現。世界の意思の代弁者である〝竜の巫女の意識と記憶〟の改竄を誘発。しまいには〝双神エンキ・エンリル〟の覚醒をも引き起こした。
13 ゼクス使いたちが幻夢郷から帰還する際、五つの世界へ飛ばされたのは、上記の影響によるもの。具体的な振り分けは五つの世界の意思(アノ、メガ、モナ、シラ、ミユ)がドラフト会議を行った。
14 神エンキの訪問。日本列島が沈没する理の書き換えを見込み、竜の姫君へ「星界送り」を申し出る。快諾した姫君により神エンキは消滅し、彼の慈愛の心は神エンリルに受け継がれた。
15 青の世界のソルを訪ねるため移動しようとした矢先、幻夢郷を発った戦斗怜亜、雷鳥超、獅子島七尾、天王寺大和が出現。彼らに対し、数多の黒剣を従えたアヴァンツが強襲する現場を目撃する。
16 居合わせた者すべて、等しく虚のさざなみに見舞われる。類似の能力を行使する姫君は比較的冷静に対処し、むしろ衣服の戒めから解放される感覚に胸の高鳴りを感じていた。そうとも知らず、少女の窮地を察知した怜亜が身を挺して立ちはだかる。
17 アヴァンツの撤退後、互いの自己紹介を開始。対話を通じ、平和に繋がると信じて行ってきた数々の働きかけに疑問を抱く。迷いが生じた。
18 後ろめたさから、よそよそしい態度になってしまう。怜亜に〝ヒメちゃん〟と呼ばれ、〝友達になろう〟と手を差し出される。信念が揺らいだ。
19 すべてを選んでいたら世界は救えないという主張に対し、怜亜は〝全部救ってみせる〟と真っ向否定。考え方を改めるきっかけとなった。好意を抱く。
20 大和の元へ魔人アニムスが戻ってくる。帰るべき場所を何故だか思い出せないという。自分のせいだと確信し、星界送りにしたナニカ(墓城)を取り戻すためアクセスを試みた。しかし、彼女の管理者権限にロックが掛けられていたためエラーを返される。
21 滅天竜ラストゼオレムが強襲。これについても自分のせいだと確信し、皆には手を出さないよう願った。
22 ラストゼオレムに敗北。トドメを刺されそうになったところで大和が割って入る。ラストゼオレムは不服ながらも空の彼方へ去っていった。
英雄達の戦記LV初戦:B展開(怜亜たちは竜の姫君を助太刀せず見守る)
23 目覚めた時、隣には眠りにつく怜亜たちの姿が。再度、星界へのアクセスを試みる。トライ&エラーの末になんとか開通したため星界へ帰還。融和による平和を願った少女は、人を愛するため、人を護るため、人との関わりを絶った。
24 神エンキと再会し、冷静な目線から自身が振り撒いてきた災いを再確認。二度と介入しない誓いを立てた。星界に満ちた負の感情に晒されながら、ふたりで第一領域「零域(エンテレケイア)」、第二領域「神域(デュナミス)」、第三領域「竜域(エネルゲイア)」の行く末を見守る。
25 星界の管理者権限がプリンセス・マギカ レヴィーに移りつつあることが判明。レヴィーは明確な悪意を持ち、管理者に与えられし権能を行使した。
26 レヴィーに消滅させられた黒の世界のゼクスたちが星界に出現。存在証明に失敗した弱き者たちが消滅してゆく。
27 消滅を免れた強き者たちが、混沌を求めて止まない黒の竜の巫女バラハラに扇動される。魔人ルクスリアや墓城の住人のように流されない者もいたが、多くは生ある者たちへの悪意を増大させた。
28 混沌の夜明けを確信したバラハラの嬌声が星界へ響き渡る。
時空跳躍が発生(B44「邂逅<ワールドリンク>」前後)。
29 時空跳躍発生間際、竜域にいる始まりの竜の巫女エアと星界にいる竜の姫君の〝存続の祈り〟が重なる。さらに神エンキがふたりの祈りを支え、3人は巻き戻る時間分の記憶と絆を繋ぎ止める楔となった。これにより「運命の輪廻」は「運命の螺旋」へ変質。紡がれた絆の返還には成功したが、記憶の大半は零れ落ちた。
   
ブラックポイント発生。
ブラックポイント発生から1年経過。
ブラックポイント発生から2年経過。
ブラックポイント発生から3年経過(B44「邂逅<ワールドリンク>」前後)。
30 新時間軸におけるブラックポイント出現以降の出来事が、旧時間軸のそれと乖離してゆく様子を星界から見守り続けている。赤、青、白、緑の世界と現代世界が融和へ向かう一方、黒の世界は凶悪無比な存在として恐れられた。旧時間軸にはなかった悲劇も新たに発生している。
31 アドミニストレータ アルクトゥルスが黒の世界と共謀し、様々な厄災を創出する様子にかつての自身を重ねた。
32 異なる時空から来訪した善良なドラゴンが、闇の底へと堕ちてゆくのを傍観しているしかない。
33 数多くのゼクスやゼクス使いと、夢を通じて記憶と絆を共有した〝メモリーリンカー〟が――
34 白の竜の巫女ニノが討たれる。緑の竜の巫女クシュルが救出に駆け付けたが、ニノは致命傷を受けていた。当人であるニノと敵対するバラハラ以外、白のリソースを扱える竜の巫女は存在しない。竜の巫女は概念であり、消滅しても生まれ変わるとされるが、新たな概念は「ニノ」ではない。どのような影響が出るか、予測がつかなかった。
35 神エンキは逡巡する竜の姫君に竜域(現代世界)で活動可能な器を与え、〝行っておいで〟と後押しした。
36 新時間軸の竜域(現代世界)へ移動すると同時に星界の管理者権限が完全に消滅。旧時間軸や星界そのものの記憶が消失してゆく。様々な助言をくれた〝かみさま〟のことさえも。誓いを破った目的すら見失ってしまう前に、エアの名を叫んだ。
37 ラストゼオレムが飛来。竜の巫女たちが日本各地を移動する際に使用している「竜脈」へ誘われる。そこには、赤・青・白・緑の竜の巫女と剣呑な雰囲気を醸し出す星竜たちが集っていた。ノーブルグローヴのみ不在。
38 ニノの治療を強く申し出る。訝しむ視線を向けられたため、莫大な白と黒のリソースを扱える実力を示してみせた。なおも警戒を解かない者もいたが、エアが彼女の主張と身柄を保証。姫君は呪いとなってニノの回復を妨げていた黒のリソースを霧散させ、同時に、ありったけの白のリソースを注ぎ込んだ。
39 消滅の危機に瀕していたニノが目を覚ます。メイラル、クシュル、イノセントスターが号泣する様子を見て、〝初めて誰かの役に立てた〟のだと実感。涙ぐむ。
40 本調子には程遠いニノを支えるようエアが提案する一方、ラストゼオレムは姫君を決して〝赦さない〟。具体的な部分は互いの記憶から消え失せても、姫君がなんらかの重罪を犯した事実だけは明確に覚えていた。
41 ラストゼオレムは私怨を捨て、姫君が共に歩むことを〝許した〟。ロードクリムゾン、ヘリカルフォート、イノセントスターも和解。それぞれが見守るべき世界へ戻っていく。
42 各世界の竜の巫女たちとの別れ際。信じてくれたことへの感謝を伝え、白の世界だけでなく、全世界のために尽力すると誓う。
43 ニノが完全復活するまで、一時的に白の竜の巫女の役割を受け持つ。これにより、白のリソース供給の乱れが発生。個体差はあるが、白の世界のゼクスなどに悪影響を及ぼす事態を引き起こした。
44 お目付け役のイノセントスターにヤンキー根性を入魂される日々。
45 ふるりちゃんねるに出演。他者との思考回路のズレを痛感させられる。
ふるりちゃんねる02
46 第7星界から聖典星が飛来。身体は治っても精神の不調が続いているニノに代わり、四大天聖の面々に混じる形で会合に同席。第5星界が黒の世界への干渉を試みた事実に対抗し、第7星界は白の世界をメインにサポートする意思を固めたという。事態を重く見たガブリエルは、四大天聖への復帰を宣言した。
47 聖典星が語る、隣接星界の概念をまったく理解できない。自身のルーツが第6星界の管理者にあることさえも。それでも、それ故か、正しい「融和」を願う熱い想いが込み上げてきた。
 
PT 竜の姫君+アストラルドラコ,イノセントスター

旧時間軸(E38・B43以前)