CHARACTER

2015.05.21 【 2024.04.23 update

蝶ヶ崎ほのめ

未熟と母性の化学反応詰めの甘い秀才「蝶ヶ崎ほのめ」未熟と母性の化学反応詰めの甘い秀才「蝶ヶ崎ほのめ」

蝶ヶ崎ほのめ&迦陵頻伽

プロフィール

旧時間軸ではライバルの黒崎神門を追い、引っ掻き回されるうちに自らの運命を拓いた。

多少の粗忽さと決して諦めない根性、他人を慈しむ優しさは、周囲の者へ安心感を与える。

迦陵頻伽は赤の世界のミソス。赤の世界へ進んだほのめが創造することになる最高傑作のひとり。

ほのめとはしょっちゅう口喧嘩しているが、信頼の裏返しでもある。

新時間軸に時空跳躍した際、ふたりは記憶を失ったものの、絆は保持。

旧時間軸ではそっけない態度だった迦陵頻伽も新時間軸では最初から腹の内を明かしており、直後の出来事から「神門暗殺」も思い直した。

蝶ヶ崎ほのめ

Name Honome Chogasaki
Voice 遠藤 ゆりか ▶ 佐伯 伊織
Temper 残念美少女 負けず嫌い
Memo 黒崎神門のライバルを自称。
錬金術を思わせる料理光景。
数字の「2」が嫌い。
赤の世界の親善大使。
Favorite 駄菓子
Birth 2.22(魚座)18歳 ♀
Size 157cm 79-54-82
Job 大学2年生 蝶ヶ崎家令嬢
Family 父 弟
Memory 旧時間軸の記憶消失

迦陵頻伽

Name Kalavinka
Voice 鈴木 絵理
Temper 照れ屋 皮肉屋
Memo 極麗六鳥のひとり。三女。
歌声を超音波に換えて攻撃する。
必殺技は「スタイリッシュ頭突き」。
赤の世界への憎悪を断ち切った。
Favorite ほのめの手料理
Tribe 赤の世界 ミソス ♀
Memory 旧時間軸の記憶消失

蝶ヶ崎ほのめの軌跡

00 長崎生まれ。
01 世界に冠たる蝶ヶ崎財閥の、才色兼備の令嬢として何不自由なく育つ。
02 ファンタジー文学に登場する空想上の生物に興味を抱き、いつか現実にしたいと夢見る。
ブラックポイント発生。ほのめ15歳前後。
03 遺伝子工学の道を志し、黒崎神門の存在を知る。飛び抜けて優秀な成績、期待と評判を背負う〝自分以外の人物〟に遭遇したのは始めてだった。
04 神門がすでに先端科学技術分野の研究に特化した九頭竜学院大学への入学を果たし、飛び級で大学院に進学していた事実を知る。勝手にライバル視。度の入っていないモノクルを装着してみたりする。
ブラックポイント発生から1年経過。ほのめ16歳前後。
黒の世界の枢要大罪“傲慢”ルシファーと“強欲”マンモンが赤、青、白、緑の世界に対して全面戦争を宣言。
緑の世界と自衛隊東北方面隊が連携し、福島と群馬・栃木・茨城の境界付近へ防衛線を設置。
05 ゼクス使いとなった神門が、危険極まりない関東の奪還を目指していると知る。真の目的は世界征服であると断定。自身もゼクス使いとなり、神門を屈服させる野望を抱く。
06 ケット・シーのミケ&ソマリを財力でおともに従え、パートナーゼクスを探す旅へ。なんの成果も得られなかったうえ、パートナー探しという行為に違和感を覚える。2匹との契約打ち切り。
07 迦陵頻伽との邂逅。迦陵頻伽にとって大人未満のほのめは「理想のほのめ像」とかけ離れていたが、不思議と気を許してしまう安心感を備えていた。どちらからともなくパートナー関係を結ぶ。
08 迦陵頻伽がほのめを訪ねた目的を打ち明ける。その内容は「現代世界の神門を抹殺して赤の世界を開始させない」こと。極端な目的に至った経緯を尋ね、迦陵頻伽が蝶ヶ崎博士の死を見届けていない事実に気付いた。急ぐべきは神門の処断ではなく、蝶ヶ崎博士の救出であると断じる。
09 財閥令嬢である身分を利用し、女子高生ながらに自衛隊北九州方面隊最高責任者の都城出雲と会席。
10 とんぼ返りで赤の世界のブラックポイントへ急行。ゼクス使いとしての経験が皆無であるにも関わらず、なんの疑問も抱かず侵入。リング・デバイスの機能でリソースを人体へ無害な状態(無色)に変換すると、赤の世界への到達を果たした。降り積もる雪の中を行軍しつつ、赤の世界が極寒であると伝えなかった迦陵頻伽と口喧嘩。
11 凍えながら蝶ヶ崎研究所へ到達。建物は跡形も無く焼け落ちていた。崩れ落ちる迦陵頻伽を後目に研究所跡地へ踏み込み、瓦礫をかき分ける。顔中、身体中が煤で真っ黒になろうと、瓦礫を漁った。諦めてはならなかった。迦陵頻伽も涙を払い、絶望的な作業に加わった。
12 夕刻。冷えた身体を温めるため、無言でやぐらを組んでいたふたりに声を掛ける二人組がいた。雪上仕様の車椅子を押す笑顔の眩しい若者と、車椅子に乗るぶっきらぼうな若者は、正義の使者「セイント・バード」を名乗った。
13 炎渦巻く研究所へ取り残された蝶ヶ崎博士はすでに救出済み。迦陵頻伽の妹でもある極麗六鳥カナリアがミソスの培養カプセルを内部から破壊。身を挺して盾となり、炎から守った。三博士を憎む逆賊たちはセイント・バードの出現に気付いて退散。ブレイバーやギガンティックが戦いもせず敗走するなど、以前ならば考えられなかったという。いずれにせよ、ひとつでも歯車が狂えば奇跡は起きていない。顛末を聞き、またも迦陵頻伽が崩れ落ちた。
14 結果として、なにひとつ力になれなかったことを謝罪。迦陵頻伽は首を振り、〝次はあたしがほのめの力になる番〟だと申し出た。〝家族と一緒に過ごすべき〟と告げるが、〝ほのめも大切な家族〟だと譲らなかった。
15 出雲が自衛隊北九州方面隊の精鋭部隊を率いて駆け付ける。逆賊を追い払うため、ほのめが念のため根回ししておいた戦力だった。彼らはセイント・バードと連携を取り、蝶ヶ崎博士とカナリアを現代世界へ搬送した。
ブラックポイント発生から2年経過。ほのめ17歳前後。
神の降臨と帰還。人類に対する憎悪と恐るべき能力を知る機会は訪れなかった。
黒の世界が青の世界勢力圏である静岡・山梨へ侵略。緑の世界と黒の世界が激突する北関東エリアと合わせ、「極限危険地帯」に指定される。
16 壮絶に努力し、1年飛び級で九頭竜学院大学の遺伝子工学科へ進学。神門は退学していた。黒の世界との結託による、世界征服の実行段階へ移行したのだと断定。
17 蝶ヶ崎博士とカナリアが退院。博士は失明の後遺症を負ったものの、一命を取り留めた。
18 神門の足取りが掴めなくなる。迦陵頻伽の気持ちに整理が付いたのを見計らい、あてもなく討伐旅行へ出発しようとした矢先。出雲から、蝶ヶ崎財閥の後ろ盾と、蝶ヶ崎博士とのコネを必要とする旨の連絡が入った。貸しがあるため断れず。
ブラックポイント発生から3年経過。ほのめ18歳前後(B44「邂逅<ワールドリンク>」前後)。
現代世界の英雄として名を馳せる都城出雲が、赤、青、白、緑の世界へ「四世界議会」の締結を打診。黒の世界を討つための同盟提案に対し、赤の世界の三賢哲セーラ、青の世界のアドミニストレータ ポラリス、白の世界の四大天聖ミカエル、緑の世界の八戴龍王 和修吉による調印がなされた。和修吉はその後、議員の座を辞退している。
19 赤の世界がほのめを四世界議会公認の親善大使へ任命。「四世界サミット」出席のため神門討伐を断念。開催地である名古屋へ。準備に手間取り、遅刻しそう。
20 オリハルコンティラノに乗った神門が、アレキサンダーと倉敷世羅を伴って通り掛かる。〝親善大使着任おめでとう、あほのめ〟〝関東へ向かうついでに名古屋まで送ってやろうか、あほのめ〟と煽った。
21 一方的な対抗心を燃やしながらも、これまでは遭遇さえ叶わず。歯牙にも掛けられなかった。〝あほのめ〟呼ばわりされたことで、ライバルの神門が「稀代の秀才美少女・蝶ヶ崎ほのめ(自称)」の存在を把握していた事実に気付く。薄ら笑いを浮かべたところを神門と世羅と迦陵頻伽に目撃され、罵倒された。
22 なぜ世界征服を目論むのかを神門へ問う。〝阿呆の極み〟と一蹴された。
23 太平洋を東へ進むにつれ、黒の世界からの攻撃が激化してゆく。船上では赤の世界のブレイバーが、上空では白の世界の輝聖が、水上・水中では青の世界のマーメイドが応戦。神門に張り合い、ほのめも参戦した。
24 不意を突かれて負傷。衣服を斬り裂かれて喚き立てるが〝貴様の裸体などに興味ない〟と評され、対抗心を燃え上がらせた。
25 出逢ったばかりとは思えない。誰もが互いに感じていたが、ほのめは特にその思いが強かった。何故なら、シンセイバーに同乗した6名のゼクス使いは、いずれも旧時間軸で彼女と浅からぬ関係にあったためである。
26 激戦をくぐり抜け、東京湾へ到達。
27 シンセイバーを下船して進軍開始。ほのめはついてくのに精一杯でへろへろ。迦陵頻伽は超音波によるデバフ攻撃で貢献したが、同じくスタミナ切れは隠せない。四世界議会軍の戦力過多は明白だったため、終盤は応援に徹した。
28 ブラックポイントの東端外縁に位置するバシリカ・トゥームへ到達。
29 バシリカ・トゥーム側の代表者代理、八千代が登場。またもや既視感抜群の人物であり、首をひねる。
30 小休止とバシリカ・トゥーム軍の追走が決定。無事に合流できれば御の字。合流が叶わなかった場合、脅威度の高い枢要大罪“強欲”マンモンを制圧するよう提言した。
 
PT 黒崎神門+アレキサンダー,倉敷世羅+オリハルコンティラノ,蝶ヶ崎ほのめ+迦陵頻伽,都城出雲+ガーンデーヴァ,各務原あづみ+リゲル,弓弦羽ミサキ+ケィツゥー,上柚木八千代+アルモタヘル,青葉千歳+龍膽

旧時間軸(E38・B43以前)